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路頭に迷ってしまいそうな大学院生が、どこかに書かなければ忘れてしまいそうな大切なことをここに残していきます。

情報系の大学院生がFP3級を勉強して試験を受けた感想

FP3級の試験を今日受けてきました。その一部始終をここに書き記します。

 

そもそもなぜFP3級を受けたのか

2017年の12月中旬頃に仮想通貨を購入して、色々と投資関係の知識に触れることが増えてから、お金に関する知識は知っておかないとどう考えても些細なことで損をするなと思うようになりました。さらに、友達がその道の仕事をしていて、刺激を受けたということでモチベーションがそれなりに上がり、とりあえずFP3級のテキストを題材にして勉強をしていました。

当然色んな方面でなおかつ複雑な知識が詰め込まれているので、ただテキスト読むだけではあまり頭に入らないということもなんとなくあって、もう試験を受けてしまうことで定着させようという発想になりまして、なんとも高額な6000円で申し込みをしてしまいました。当時はかなり受けるか迷いましたがポチるしかないだろと安易な気持ちでポチりました。

 

いわゆる文系の試験をやっていて感じたこと

僕は基本情報技術者応用情報技術者を取得している経歴があるように、大体理系チックな内容(正直なところこの二つともいうほど理系チックではない気がしますが)の試験の勉強の経験はものすごくありました。「最低限の理屈だけ大体覚えておけば合理的に考えていけば知らなくてもなんとかなる感じの試験」ですね。

幸いなことに、僕の大学の文系講義もあまり叩き込むような試験があるものは少なく、大体理詰めでなんとかなってました。

そんな環境で育ってきた僕がFPの勉強をやっていると、まず数字の多さと覚える概念の多さに驚かされました。たとえば、税控除の額の具体的な値や、計算式などを一つずつ覚えていくのが面倒くさて仕方がなかったです。

ちまたでは簡単だと言われているのですが、ものすごく勉強に手こずって大体3ヶ月くらいかかりました(ずっとそのための勉強をしていたわけではないので集中的にやれば2週間もいらないかもしれないが)。

 

FPの勉強をしてよかったこと

特にゴリゴリの理系の人がやるとかなり苦戦する気がするこの試験範囲ですが、当然勉強をしてよかったなと思うことはたくさんありました。

自分の死についてやたら考えるようになった

これは誰もが通る道な気がしますが、生命保険や相続の勉強をしているときに考えます。「生命保険の死亡保険金って実際支払われるけど、もう自分死んじゃってるからなあ」みたいな感じになってくるんですね。そうすると自分の人生をどうやって生きていくかみたいなことも一緒に考えるようになってくるわけです(笑)

保険をうさんくさいものだと思わなくなった

まず一番大きいなと思ったのがこれですね。保険を将来の不安を煽ってくる胡散臭いものだとしか思っていたなかったのですが、きっちり保険業法金融商品取引法などで悪質な業者をちゃんと間引く仕組みができあがっていたり、多様なライフプランに適用できる多くの種類の保険が整備されているという事実があったりと、保険に対するイメージが変わりました。

将来結婚をして自分の家庭を持ちたい(なおかつ金融の知識に詳しい人と結婚する可能性が低い)などという場合は、保険に頼ったほうが身のためじゃないかなという感じがしました。

投資判断のための初歩的な知識が身についた

特に学生の間は投資をするためのお金がない(特に株取引などでは大体100株単位なので高額すぎる)ので、投資をする機会も少ないです。それなので、投資の勉強をするモチベーションが上がりにくいのでFPを受けるという名目で一緒に勉強しちゃうのがとてもよかったかなと思います。経済の動きなどの簡単な問題はほぼ必須で出ますから。

税に対する恐怖感が薄れた

来年就職なんですが、「手取りは額面からかなり引かれてるよ」だとか、かなり漠然とした恐怖を植え付けてくる人が結構多いですよね(笑)まあ、勉強したところで引かれる税金は変わらないんですが、一応こういう仕組みで引かれてるんだよっていう概観だけわかっておけばある程度余裕が持ててくるんじゃないかなと思います。

また、控除の概念や控除の種類を知っておくとほんの少しばかりですが得をするので、覚えておくべき内容も多々ありました。

基本的に会社の思惑に従順かつ2000万円以下の収入であればいいのですが、自分で事業をはじめたり、不動産投資をしてみたりだとか、サラリーマンから少し逸脱するようなことを急にやりたくなったときに、まずつきまとうのが税の恐怖ですよね。FP3級程度の知識でも知っておくだけであとは人に頼む方法がわかったり、コンサルティングを受けた時にちゃんと自分で判断できたりするので良い自己投資になったかなと思います。

突然の不幸に対する備えがついた

FP3級の相続の話のところで、葬式周りの大体のお金にまつわる話は学べました。あわててしまってバタバタしているときにこういう知識が少しでもあれば、心の余裕が少しでも生まれるかなと思うとやっておいてよかったなと思いました。特に、遺言の話も、両親が良い年頃になってきたらちゃんと遺言書いといてよと言っておこうかなと思います。自分もいつ死んでもいいように、今からでもある程度まとめておこうかなとも思いました。

まとめ

全体として、社会システムに対する恐怖感を取り去ることができるいい勉強機会だなと思いました。ただ、一つだけ言えるのは自分で資産を全て運用できるならこんな勉強やる必要はないということです。まあ、こういうことがいえるのもこういうことを勉強して選択肢がしっかりと見えるようになったからなんですけどね。

 

試験勉強と試験の流れ

試験勉強

 試験勉強はこれ

みんなが欲しかった! FPの教科書 3級 2017-2018年 (みんなが欲しかった! シリーズ)

みんなが欲しかった! FPの教科書 3級 2017-2018年 (みんなが欲しかった! シリーズ)

 

と、これ

FP3級 過去問道場(解説付)|FP3級ドットコム

で行いました。

教科書を読んでるだけでめんどくさかったので、とりあえず頑張って一周したあとひたすら過去問道場で学科試験の過去問を解き続けました。

過去問道場にある問題は大体学科試験のものなので、それだけは注意して下さい(かといって学科試験の知識をもって合理的に考えていけば実技試験もいけます)。

現時点での過去問の回答成績はこんな感じです。

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上の成績グラフはじめたばかりのときも含めた全期間なので若干低めです。模擬試験を数回といて8割が安定したところでやめました。この勉強法がよくなかったですね。

試験当日

朝ちゃんと起きれました。これが一番大事ですね。

午前は学科試験でした。過去問道場をひたすらやっていたのが裏目に出てしまい、過去問としてあまり出てこないような内容がたくさんでてきたのでかなり間違えてしまいました。ひたすらイライラしてましたね(汗)

午後は実技試験(自己資産)でした。これはなぜか簡単でスラスラとけて、午前の学科試験はいったいなんだったのだろうという気分になってました。

 

終わりに

さて、気になる自己採点の点数ですが・・・

午前 39/60 → 65% 合格

午後 18/20 → 90% 合格

です!!

午前が低すぎるのが悔しいですが、まあ実技ができればなんでもいいでしょうという屁理屈をいって自分を納得させるしかありませんね。

まあそんなこんなでマークシートの不備がなければ合格証書が届いてくるはずです・・。

次はどうしようか

もし終わったら、FP2級の勉強をするつもりだったんですがもうしばらくはいいかなと思ってます。FP3級の教科書は捨てずに(今まで受かったら参考書はあげるか捨てるかしてた)オライリー本と同列の価値くらいのバイブルとして本棚に置いておこうと思います。

次は簿記3級に決着を付けたい(一応勉強は一通り済んでいるが。。)ですね。そうしたら、もうこの手の勉強から一度引いてITの資格の勉強にシフトしようと思います。

 

長々とご付き合いくださいましてありがとうございました。

 

追記(2018-06-29)

無事合格しました。