Plant seeds

路頭に迷ってしまいそうな大学院生が、どこかに書かなければ忘れてしまいそうな大切なことをここに残していきます。

Memriseをしばらく使い続けた感想

はじめに

僕が英語学習アプリケーションのMemriseを使い始めたのは海外に2か月間行くためにい英語の勉強をしたことがきっかけでした。その中で英語の学びなおしをやっているうちに、まず簡単な英語を喋る練習が必要だと気付きました。そこで、初心者向けの英語アプリを探しているうちにMemriseにたどり着きました。それから飽きたり再開したりをやっているうちにおよそ2年が経ちました。その過程でこのアプリに対していろいろと思ったことを書きます。

アプリを利用する英語学習のやり方として参考になればと思います。

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僕のプロフィールです。2年弱で覚えた単語3600って少なすぎません・・?

 

Memriseの基本

このアプリは基本的に英語やドイツ語といった主要な言語であれば公式が作成したコースがサポートされています。しかも、「日本語で英語を学ぶ」といったスタイルだけでなく「英語でドイツ語を学ぶ」といったように何の言語で学ぶかも決めることができるという点では優れています。

 

コース

このアプリでは、基本的にはコースが複数用意されていて、公式なものからユーザが作成した非公式なものまであります。これに関しては有料会員になるならない関係なく好きなものを選ぶことができます。

先ほども説明したように、「日本語で英語を学ぶ、英語でドイツ語を学ぶ」といったように母国語と学ぶ言語の組み合わせは好きなように選べます。また、一つのアカウントで複数のコースを同時に受講することもできます。DuoLingoと比較するとここがかなり優位な点であるといえます。

 

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例:日本語で英語を学ぶ公式コースのレベル3

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例:非公式コースのTOEFL単語のコース

 

また、コースには

  • 新しい単語を覚える
  • クラシック復習
  • スピード復習
  • 難しい単語
  • その他いろいろ

など、コースの中にも学び方の選択肢がたくさんあります。一般会員であればスピード復習、難しい単語などの機能が使えないのでご注意ください。

また、例にあげた画像にもあるとおり、1日5分(ただの目安です)などと目標を設定することができます。実際には、問題を解くごとにたまるポイントを溜めていく方式で目標の達成を確認することになります。そして、何日間目標を連続達成してるかなどを見ることができモチベーションアップにつなげることができる仕組みが備えられています。

また、よく間違える問題などは難しい単語として登録され、有料会員であれば難しい単語を集中的に学ぶことができるようなモードが追加されます。

 

いいところ

UIが楽しい

アプリ版やWEB版でもUIが快適(音声の読み込みやコースの読み込み遅延などを除く)なので、ゲームでクイズを解いているような感覚で楽しみながらやることができます。また、連続正解が多くなると花が咲くというようなエフェクトもあり、覚えることに対する気持ちよさみたいなのも付随してついてきます。

 

(ほぼ)すべてのコースに音声がある

問題を解くごとに、またはリスニング問題では問題を解く前に、必ず音声が流れます。非公式コースによっては音質が悪かったり、不具合などが多数見受けられますが、リスニングに自信のない人にとってもリスニングを楽しみながらトライすることができます。

 

残念なところ

基本的に効率が悪すぎる

1日15分から30分程度はやっているようにはしてますが、高校生がやるような英語力アップを考えるにしてはかなり効率が悪いです。

復習機能がついているのはとてもありがたいのですが、中途半端にやっているだけでは復習に割かれる時間がかなり多く、新しい単語を学ぶ機会がわりと少ないです。

英語の勉強に集中してこれから頑張るといったような方にはおすすめできない要素になっています。

 

公式コースの訳や問題が変

公式コースで日本語で英語を学ぶといったものでは日本語訳が変だったり、同じような日本語訳に2つの英語の答えが割り当てられていたりと英語力とは全く関係ない部分で戸惑ってしまうことがあります。とはいえ、このような配慮がないケースはほぼ1%程度なので気にしなくてもできるレベルではあります。

 

かなりカジュアルな英語が登場する

日本人の描く英語の学習というと、文法が中心だと思われています。この感覚に反して、このアプリではことわざや英語独特の言い回し、挨拶などが何の前触れもなく登場します。今は慣れましたが、これに耐えられないという方はかなり多いと思うのでここで挙げておきます。そういった完全に暗記な言い回しのものもこのアプリなら苦痛もそこまで感じず自然に覚えてしまうことができます。意味のわからない表現がいきなりでてきたら、そういうものだと思ってしばらく耐えることをおすすめします。

 

有料会員になる必要がない

有料会員になっていたことがあり、お金を節約する意味で無料会員に戻ったのですが、全く有料会員になる必要が見受けられませんでした。

難しい単語ができなくなるというのがはじめは気になりましたが、問題を解いたあとに表示される単語リストの部分の雷マークをおせば難しい単語を解除することができるので、自分で難しかったかどうかを判断すればいいだけの話になり、むしろ復習に割かれる時間が減って効率が上がると思います。

 

じゃあこのアプリはだめなのか?

といわれるとそういうわけではないような気がしています。

国語学習のモチベーション維持として最適

国語学習はかなり心理的なハードルが要求されているのは誰もが知っていることがと思います。ただ、このゲームはモチベーションを維持するための仕組みは十分整っているような気がしています。そういう意味では無料会員でやったほうがいいのです。

とりあえず目標を設定して、1日全てのコースをやるというのを毎日やればいいだけの話です。正直これではやった気がしませんが、ずっと続いているので少しずつですが学べていると思います。

 

リスニング教材として最適

リスニングが苦手な人がリスニングの本を買うと、痛い目をみます。なぜなら大体そういう本は長いセンテンスを聞かなければならないからです。しかし、Memriseであれば短い単語や短めのセンテンスを聞きながらやることになるので自然にリスニングをすることができます。

 

学びたい第二、第三外国語を最初からはじめるには最適

クイズ形式で学ぶことができるので、元から全く知らないような言語を学ぶにはこれがいいと思います。モチベーションが続きますし、「気づいたらなんとなくわかるようになっていた」を体験することができます。僕の場合はイタリア語やベトナム語をこれでやったときはまさにそれを体験することができました。

 

結論

このアプリは「第二外国語を学びたいが続かない」という人のためにはかなり有効であり、さらなるモチベーションの維持のため無料会員の範囲でやることをおすすめします。

そして、このアプリをやっているうちにだんだんとモチベーションと自信がついてくるので、そうなったら本や本格的なリスニング教材に移行するなどしていきましょう。ずっとこのアプリにしがみつくやり方は大変もったいないと思います。ただ、モチベーションを取り戻すためにmemriseに戻ってくるのもアリですね。